海外事情いろいろ。
まあ基本引き篭もりの私ですが、人と出会う時は奇妙な縁に恵まれておりまして、そのおかげで今までやってこれているなあなどどしみじみしたりするわけです。
今回バイトに行くと、フランスから帰ってきた、というか一時帰国して、お金を稼ぎに来たという女性がいらっしゃって、たいへん興味深い話を聞けたのでいくつかエントリ。
なんでもパリの気候は相当滅入るそうで、日本人が行くと大概精神をやんでしまうそうな。個人的には18へぇー。
なんとうらやましいお話。学生割引、平日割引、デイタイム、またチェーン(シネコン系列)の会員になって掛け金を払うと上記の値段になるそう。会員になれば、一ヶ月何十ユーロで見放題というコースもあるそうで。で席数30席なんて小さな映画館があったり、ちょっと前の大作をやってたりと流してる本数が半端じゃないとの事。金のない、バカンスにいかない学生を映画館にきてもらおうという意図が至極当然ですよね。日本でも昼間どうせ客いないんだから、安くすりゃ暇な学生もっと増えるのになあ。
そりゃ日本と映画の文化としての根付きかたが違うわけだ。納得。日本は高いし、配給の関係で興行側が勝手に下げられないんのはしっててもねえ。
ま、これは以前からも言われていたようですが、日本人女性は外人に簡単についていきすぎ。そりゃ世界で一番人気があるのは日本人女性になるわな。ちなみに、その女性曰く男に声かけられてNO!とすぐ言うとすぐ去って次のターゲットに向かうそうです。なんだかなあ。要はNO!っていう女性がいかに少ない事か、また時間かかるなら次行ったほうが早いっつーのが悲しいってことですわ。
ちょっと上記の映画割引に関係するんですけど、列車に乗って大陸内を移動するのが簡単。かつこれもまた、最初に掛け金さえ払えば30%引きとかで年間使えるとの事。もちろん飛行機国内線が半端なく安いのもあり。こうやって、時間とか、対象に合わせた運営をする社会システムが当たり前なのが、単純にうらやましすぎるというか、日本はなんでだろーというかねえ。
フランス対イングランド戦をフランスでTVでみていたそうですが、やはりフランス人も「トレゼゲ消えすぎ。何しとんねん」っつー事を言っていたようで。笑 2点目が決まった瞬間あたりのマンションから歓声が聞こえたそうだ。
その女性が日本に帰ってきて一番困るのは、流行が変わりすぎ(ファッションね)だそう。だいたいヴィトンにしろプラダにしろグッチにしろ、フランスじゃもっている人なんてごく稀だそうだ。20歳くらいのガキがなんでブランドもんこんなに持ってるねん、日本人は金の使い方しらんのかと馬鹿にされております。働いて金ためてブランドもん買うってなんで?らしいですわ。向こうの人は適当な服装してる。で、おしゃれでかっこいい男性はほとんどゲイだそうで・・・
まあ、フランスは香水が文化としてねづくような所ですが想像はつきますが。普通にごみ、犬の糞おちまくりで、踏まなければラッキー♪くらいなそう。で、向こうの人は風呂にも毎日入るわけじゃないし、元々体臭がきついのがあるから、電車にのってラッシュで、ホームレスに挟まれると死ねる!なんておっしゃってましたね。
そういや中世フランスって窓から糞尿を捨ててたとか、歴史の先生が言ってた気が。それを掃除する専門の階層の人がいたとか。まーどっちにしろ日本じゃ考えられないね。
というか、昨日帰り道がその女性と一緒でしたので、電車で帰ってたんですけど、その中でアメリカ人(恐らく)が5人くらいいたわけですわ。そしたらずっと反対側を見てうろうろして笑顔やから、何なのだろうかと不思議に思ってたわけですよ。で、そっちの方向を見ると女子校生二人組みがいて、外人に向かって騒いでるんですわ。もうアフォかと、馬鹿かと。そんなんやからお前らカキ捨てされるんじゃ!ぼけ!
フランス帰りの彼女が言っていた意味が肌でわかりました。苦笑
このやり取りを見てた彼女が一番憤慨してました。どうしてこう馬鹿ばっかりなのよ!と。本当に、日本女性大丈夫か?というか女性だけではなく、日本人の海外に対する意識ってものが危機じゃなく存在してない。これって結構重要な事ではないかと。
追伸 というわけで女性批判をこのエントリで展開しましたが、その一方で日本人男性は全く人気がありましぇん。甲斐性ないしね。気利かないからでしょうか。日本人女性ー海外男性というカップルは多いもののその逆は皆無に近い。我ら男性も立ち上がりしっかりせねば!という自戒をこめて締めようか苦笑