ええ?!どっちがどっち?!

試合総評します。
前半、チェコが3バックで来た事とプレスが薄かった事により、日本がボールを短い手順で回し、FWが久保の楔、玉田の突破スピードが生きて優位に進める。また、DF陣の早いフォアチェック、マーキングの高い集中により仕事をさせなかった。
久保の一点も少ないタッチからの展開で、DFをフェイントで外しシュート→ゴール。他にも玉田のシュート等3度程いい場面がゴール前で作れていた。前半1−0で終了。
後半。チェコは大幅にメンバーを入れ替え、4バックに戻し建て直しを図る。時間が進むにつれ、日本は前半高い運動量を見せた分の疲労が見え、少し足が止まり始めるが、集中力は切らさない。しかし、チェコ陣がチームとしてまとまり始め、攻撃する場面、切り開く要素が減ってくる。また、チェコが効果的なボール回しを展開し始め、ネドベドの決定的なパス、サイドへのちらしが増えた事で、日本DF陣・ボランチがいくら集中してたとはいえ、さすがにバイタルエリアでの仕事をさせることとなってしまう。そこで、楢崎が3度のファインセーブを見せなんとかしのぐ。チェコは高さの優位をいかし攻め続けるが、上背で負ける日本がきっちり対応したため、そのままあえなく試合終了。

まとめ。これが、オマーンシンガポールに苦戦していた同じチームですか??やれば出来るという事と選手のモチベーションの高さが、サッカーを試合を決定付けるという事を証明してくれた。一方チェコの出来は疑問符をつけざるを得ない(後半30分以降は本来の出来でしょう)本当にA代表という存在がわからなくなってしまう試合であった。いい試合・結果を出してくれた事は素直に嬉しいです。別枠で選手採点。