リクルート The recruit

6点/10点満点(コリンファレル、ファンタジーボーナス点込み)

結局眠れずに借りていた、しかもレンタル今日返却という代物を拝見。

出演: アル・パチーノ Al Pacino ウォルター・バーク
コリン・ファレル Colin Farrell ジェイムズ・クレイトン
ブリジット・モイナハン Bridget Moynahan レイラ・ムーア
ガブリエル・マクト Gabriel Macht ザック
ユージン・リピンスキ Eugene Lipinski ハスキー
ケン・ミッチェル Ken Mitchell アラン

ストーリー
CIAのリクルート活動とスパイ養成を題材にしたサスペンス。CIAにスカウトされたエリート学生が、過酷な訓練の過程で張り巡らされた数々の罠と、背後に蠢く陰謀に混乱、翻弄されていく姿をスリリングかつトリッキーに描く。CIAスポークスマンの協力を得て、複雑な新人採用のプロセスや育成の方法といったCIAの知られざる内幕をリアルに描写。主演は、名優アル・パチーノと、注目の若手「マイノリティ・リポート」「フォーン・ブース」のコリン・ファレル。監督は「カクテル」「13デイズ」のロジャー・ドナルドソン
マサチューセッツ工科大学の学生ジェイムズ・クレイトン。彼はその優秀な成績から、卒業後の進路もPCメーカーから特別に誘いを受けるなどエリート街道を約束されていた。そんなジェイムズはある日、アルバイト先のバーでウォルター・バークという男に出会う。彼はCIAのベテラン教官でリクルート担当者。バークはジェイムズに関する情報を全て調べ上げたうえ、その能力を見込んで採用するために訪れてきたのだった。ジェイムズは悩んだ挙げ句、就職先をCIAに絞り、採用試験をクリア、晴れて訓練生となるのだが…。

えー借りた目的はコリン・ファレルにハァハァなのと笑、アルパチーノがでているからに集約されます。はっきり言って見終わったあと、ショボーンとなる映画でございます。きつい言い方をすれば胸糞が悪くなってしまう。
どこまでが試験なのか?何が本当で何が嘘なのか?誰を信じたらよいのか?疑心暗鬼、猜疑心全開にな展開でございます。
同僚の女(ブリジット・モイナハン Bridget Moynahan レイラ・ムーア)に対し二重スパイ容疑で詮索に入るコリンファレルのやりとりと演技が注目ですな。一番格上であるアル・パチーノですが、確かに演技はうまいし、素晴らしい。しかし、ゴッド・ファーザー、カリートの道で見せたようなそこにいるだけで空気感をもたらす(オーラ全開)演技までは至っていない。残念。私の大好きなデニーロもそうですが、俳優業をセカンドキャリアに入ったと見なしてスローダウンしてるのかなあ?という印象を持ってしまいます。
ようはCIAのリクルート活動(採用側、される側両方)映画なわけです。これCIAのスポークスマン協力らしいっす。
採用活動はペーパーテストから。日本のシュウカツとかわらんやん。で、カンニングするやつもおるし。女に油売ってるやつもおるし。で、結局重宝されるのはリクルーターにのった奴=コリン・ファレル って夢も希望もない採用活動だ。一応希望者殺到と映画の中では語られてますが。どうなんやろ。俺は嫌やこんな所(もっとも向こうも私なんぞに声かけんでしょうが。)挙句騙し騙され、拷問、表向きには認められない仕事で死んでもそのままですからねえ・・・社会は厳しいようですな。
以下ネタバレ突込み。(見たい方はCTRL+Aでどうぞ)

女がアイス9というプログラムを持ち出そうとするのだが、CIA内部はどんだけセキュリティ甘いねん!内部にいる会話はセンサーで振動を読み取って全て録音してる癖に。で、持ち出す方法がUSBメモリ笑 これマック使った事ある人はわかりますが、そうじゃない人にはわかりにくいと思う。たいした事じゃないけど。キーボードがUSB接続なので上部についてます。この方法による持ち出しを想定してないCIAってぉぃ。そしてこの女USBメモリで毎日少しずつコソーリ持ち出し。何日かかんねん!
最後ファレルは愛を信じて・・・まーえっか。これは俺個人の視点突っこみによるところが多いな。