スパイダーマン2 知性は特権である。

評価7/10
日曜最終回にも関わらず8割の入り。この映画館にこんな人入ってるのはエヴァ以来だ笑(俺の中で)
ハリポタもやっていたので客が非常におおい。
そういった中事前情報は日経エンタだけ。えらい泣けるとアナウンスされててそれはないだろーと思いつつ見る。1見てちょっと感動したのだが、それはあくまで自分のつぼだったからであって、世間一般ではないだろうと。
なんせ220億かけた馬鹿映画。よく出来てます。悩むヒーローってのが等身大でいいんだな。つうか欝ぎみで調子悪くなります>スパイダーマン。ってどんなヒーローやねん。と突っこみは請け合いですw。
キルスティン・ダンストがかわいくない。だからこそはまるのかな。チアーズに出ていた時は露骨にかわいくないなんて思わなかったのだが。時間があればもう一度見よう。しかしアパートの家主の娘(めっさ細い子ね。)の方がアリだろと思ってしまうヒロインってどうよ?なわけですよ。もちっとかわいくてもいいんじゃない?>ヒロイン。といっても最後のアクションシーンでビーチク透けまくりなんはおいしいですよ。必見です(馬鹿)
やっぱり映画を見に行く時は情報絶ちに限るな。とはいえ完全シャットアウトにすると追う情報量が増えるのでポイントは抑えていきたいが、それは個人によって異なるし少なくとも番宣番組みてしまうと萎える。朝の情報番組でも出すぎというのが最近ですから。字で見ていくのが一番かな。
個人的に一番笑ったのが廃業後スパイダーマンスーツを回収したホームレスが、新聞社に売りに来て、最初は50ドルで買うといわれそんな安いならEBAYで売る(訳はオークションで売るとなってます。)っつー返しをしてたとこかな。結局100ドルで売ったのでそれでも安いなーなんて突っこんでましたが。あと書ける範囲ならスーツ洗濯シーンかな。その後のトビー・マグワイアのリアクションと演出がイイ。ショボーンってなるんよ笑
MJは・・・女って・・と思うんよね。それでなびく主人公もまたリアルかなと。今回MJとの恋愛、彼女に対する思惑が物語の主軸になってますので、そこにすっと入り込める人は楽しめると思います。あとはヒーロー論をどうとるかと。日本人にははまりやすいメンタリティであるとは個人的に思いますね。
で、月曜放送の番宣番組みました。これはなかなか面白かった。出演者は品川庄治、山口もえデーブスペクター、中村シドウ。番組冒頭でもキルスティンダンストのビジュアルについて早速つっこまれていました。デーブ曰く彼女は舞台出身で、劇中も舞台女優を目指している、ニューヨークの舞台女優は見た目<演技力がものさしなのでそういう事を知っていれば自然なんですよと。なるほど。
で、220億の使い道の殆どであるCG。これはもはやCGの粋を超えていると。実写とCGの境目がプロが見てもわからないレベルに達している。アップではもちろん実写なのだが、段々遠目になるにつれ、あるタイミングでCGに変わる(人の顔などね。)その人の顔というのも新技術により更に密に表現できるようになったとのこと。
でもね、ふと思ったんですがこんだけ予算あってアニメならば、日本の監督に撮らしたら??スチームボーイなんか25億であのクオリティですよ。押井守庵野に撮らしたらごっつええもんつくれると思うのだが、短絡的かなあ。